「ROCCAT Score」レビュー!耳に負担が少ないイヤホン型ヘッドセット【レビュー】

ゲーミングデバイス

イヤホンタイプのゲーミングヘッドセット「ROCCAT Score」の使用レビューを掲載しています。シェア掛け対応しているROCCAT Scoreの使用感や性能、どんな人におすすめか知りたい方は参考にしてください。

「ROCCAT Score」スペック

ケーブルの長さ 1.4m(+PC接続用分岐ケーブル19cm)
重量 約20g(PC接続用分岐ケーブルを除く)
搭載ドライバ 低域再生専用10mm径+中高域再生専用6.8mm径デュアルドライバ仕様
再生周波数 20Hz~20kHz 能率:108dB(1kHz時)
インピーダンス 低域ドライバ16Ω中高域ドライバ12Ω
マイク指向性 無指向性
マイク周波数 50Hz~12kHz マイク感度:-42dB

製品ページはこちら

AlumaとScoreの比較記事もあります

ROCCAT Score - ROCCAT Aluma

別記事にて、ROCCAT製品のイヤホンタイプヘッドセット、AlumaとScoreの2種を比較してみました。

下記リンクより、ROCCAT Score単体のレビューと、FF14で両機種を使用した比較記事を掲載していますので、興味がある方はぜひ閲覧していただけると嬉しいです。

Alumaレビュー比較記事はこちら

「ROCCAT Score」を開封してみた

Roccat Score

高級感溢れるマグネットタイプのボックスを開封すると、ROCCATのロゴが入ったケースと、イヤホン部分が丁寧に梱包されていました。

イヤーパッドは8種類付属

イヤホンパッド

ROCCAT Scoreは、通常のカナル型イヤーパッドに加え、2段構成のものや、ウレタン素材のものも含まれています。

特にウレタン素材のイヤーパッドの使用感が良く、密閉できるため、よりゲームの世界への没入感が高まります。

シェア掛けに対応した数少ないヘッドセット

 ROCCAT Score最大の特徴は、シェア掛けできることです。ミュージシャンにはおなじみの「イヤモニ」感覚で使用できます。

イヤホン自身も軽く、イヤーパッドのサイズを選ぶことで、装着による疲労感はヘッドフォンタイプのヘッドセットから大きく軽減されます。

ドンシャリ気味のサウンド

Roccat Score デュアルドライバー

ROCCAT Scoreは、500hz~800hzのミドル帯の中音域が若干削られた、ドンシャリサウンドであると感じました。重低音の要素が強いため、BGMの迫力はとても良い感じです。

ボイスチャットでは、抜けやすい中音域が若干削られているため、ゲーム音を邪魔しないのが印象的でした。

8千円程度の価格帯にしては、割と良い部類の音質でないかなと感じます。

FPSでは足音がハッキリ聞こえる

1000hzあたりの高音域のヌケが非常に良く、足音がハッキリ聞こえることが特徴です。

高音域の調整が優れているため、EDMなどのクラブミュージックだけでなく、ロックサウンドにも相性は抜群です。

ギターのジャキジャキ音がバランス良く聞こえるため、オルタナティブからパンクロックまで幅広く対応可能です。反面、J-POPなどはイコライザーで若干調整したほうが良いと思います。

マイクの音質は若干こもってる

ROCAT Score マイク

マイクの音質は、若干こもってると感じる方が多いです。僕自身は、自分の声を録音しましたが、そこまでこもっているように感じませんでした。

若干ロー(低音)が良く回る感じはありますが、通話には問題ないレベルであると思います。

声が小さい方には向かないかも?

ハッキリ喋る場合は前述のとおり問題ないのですが、深夜など同居人に配慮してぼそぼそ喋る方は、より声がこもりやすいのでおすすめしません。

普通のボリュームで喋る分には問題ないですが、こそこそ話す場合は若干難ありだと思います。

通話のハウリングは?

こちらはROCCAT製品に限った話ではありません

Discordで通話を行ったところ、PCで再生している「通話の相手の声」と「ゆっくりボイス」がハウリングする症状が発生しました。

理由は恐らく、全てのイヤホンに言える事ですがスピーカー部分もマイクとして機能しているため、声の音量が大きすぎることで「スピーカー」からマイク入力されてしまっていることだと思います。

Windowsでは特に様々なヘッドセットで同様の問題が起きており、神経質な方は少々値が張りますが、サウンドデバイスが独立したヘッドセットを購入するのが良いでしょう。

jleg
jleg
標準の差し込み口を利用するヘッドセットは、マイクとヘッドセットを分けない限り、ほぼほぼこの問題に直面すると思います

音響エコーキャンセルで改善可能

「デバイスのプロパティ」から「音響エコーキャンセル」にチェックを入れることで、ハウリングをカットすることができます。

よほど耳が悪くない限り、通常の音量ではハウリングが起こらなくなります。

使っていてよかった点

カナル型で音を聴き分けやすい
頭や耳に負担がかからない
日常使いにも優れている

筆者は普段日常で補聴器を利用しており、特に声が聞き取りにくいのですが、ヘッドフォンタイプだと声が聞き取りにくいといった欠点が気になっていました。カナル型で音がダイレクトに伝わるため、ボイスチャットで重要な指示を聞き逃しにくくなりました。

また、無線ではないため、離席する場合は取り外しをする必要がありますが、その手間を差し置いても着用の疲労感を感じません。(別に利用しているのはG533ですが、これもヘッドフォンタイプとしては疲労感ほぼ無いんですけどね)

他に利用しているG533と比較すると、USB接続ではないため、Mac bookなどでちょこっと使いたい場合や、スマホやswitchで利用できる柔軟性が◎。

どんな人におすすめ?

イヤホン一台で完結したい人
外れにくいシェア掛けで利用したい人
1万円以内で良質なイヤホン型のヘッドセットが欲しい人
スマホやswitchにも利用したい人

ROCCAT Scoreは、上記の人におすすめするヘッドセットです。

特に、PCゲーだけでなくスマートフォンやswitchなどの携帯機の利用にも向いていて、幅広くゲームをプレイする方には必需品になります。

1万円以内でヘッドセットを揃えたい場合、コスパは間違いなく良いと思います。イヤホンタイプで完結するならROCCATのScoreか、シェア掛けではない方のAlumaで充分だと思います。

jleg
jleg
ソシャゲで通話しながらマルチプレイする人にも強くおすすめします。
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