FF14で多く使われているゲーミングデバイスG13とG600の使用感について掲載。パッドからの切り替え時の悩みや、スキル配置(UIやHUD)の画像を紹介。FF14でゲーミングデバイスを使用するか悩んでいる方は参考にしてください。
ゲーミングデバイスでFF14をプレイ
Final Fantasy XIV(以下FF14)は、通常のコントローラーでも操作可能ですが、ゲーミングデバイスを使用することで、更に快適に遊ぶことができます。コントローラーで操作が手数をかかる部分を、マウスでワンタッチで行える等、様々なメリットが存在します。
もちろん、コントローラーでも満足に遊べますし、コントローラーによるメリットも多数存在しています。しかし、今回はゲーミングデバイスを中心に、遊びやすい設定などを紹介したいと思います。
ロジクール G600t (マウス)
FF14でゲーミングマウスを利用している方のほとんどが、「ロジクール G600t」を使用しているでしょう。
左側にある12個のボタンを、ホットバーに設定することで、操作を可能にします。
さらに通常のクリックに使用する、左クリック・右クリックの他に右端に「Gシフトキー」という機能があります。「Gシフトキー」を押すことで、左側面の12ボタンを別の設定に入れ替えることが可能です。
中央にあるスクロールホイールですが、押し込むだけではなく、左右に倒すことができます。
- 左側面の12ボタン
- Gシフトキーでプラス12ボタン
- 左右に倒せるスクロールホイール
これだけでも既に普通のマウスよりも便利です。
12ボタンは間違えにくい構造
12ボタンは一見、親指だけで12個のボタンを判別する必要があるため、「操作が難しい」と購入する前に躊躇してしまう人が多いです。
しかし、実際は12ボタンに傾斜がついているため、ボタンの押し間違いが発生しにくいです。
上記図のように、中央に向かって凹んでいる「谷」のような構造になっております。「3列2行」のボタンを二つ並べている、と考えてしまえば操作は簡単です。
筆者のG600tのゲーム内キー設定
12ボタンのホットバーの設定
これは筆者が実際に設定している、「忍者」操作時のG600tのホットバー割り当てになります。3列×4行のホットバーを使用することで、より視覚的に使用することが可能です。
スクロールホイールを倒してターゲット変更
筆者はスクロールホイールを倒すことで、ターゲット変更を手軽にできるように設定しています。右に倒すことで順送り、左に倒して逆送りの設定にしております。
レイドにおいて複数敵が沸いた場合も、直接クリックするのではなくスクロールホイールを倒すことで素早いターゲット変更を可能にしております。
ヒーラーはマウスオーバーマクロを
ヒーラーに限った話ではありませんが、FF14には「マウスオーバー」という機能があります。マクロでターゲットを設定する際に「<mo>」を使用することで、マウスカーソルを重ねているキャラを対象にすることができます。
例えば「/ac ケアル <mo>」というマクロを使用することで、マウスカーソルを重ねているキャラに対して、ケアルを行うことが可能です。
コントローラーでは、PTリストにカーソルを十字キーで移動させる必要がありますので、コントローラーと比較すると手軽かつ迅速な回復を行うことができます。
ゲーム以外にも非常に有用
当然ですが、様々なキー入力をボタンに割り当てることが可能です。ショートカットキーを割り当てることで、ゲームだけでなく、ライティングやデザインの現場でも非常に役に立つデバイスです。
価格も5,000円程度と比較的安価です。ショートカットキーを多用する方、Photoshop等のAdobeアプリケーションを使用する方には特におすすめです。
ロジクール G13r (左手デバイス)
いわゆる、皆さんが良く耳にするであろう「左手デバイス」といったものになります。人によっては「左手キーボード」と呼ぶ方もいるのではないでしょうか。
親指で「ジョイスティック」を操作することで、コントローラーと変わらない操作感を得ながら、キーボードのようにボタンを使用することができます。
残念ながらこちらは現在生産終了しており、プレミア価格か、中古販売がほとんどです。
筆者のG13のゲーム内キー設定
6列×2行のホットバーを使用しております。
筆者はタンク、DPSではデバイスの上2列はWSを中心に配置しております。画像には乗せていませんが、下2行はバフアビリティ・ロールアクションを中心に配置しています。
また、ヒーラーの場合は攻撃スキル(ストンジャ等)や範囲回復(メディカラ等)を上2列に配置しています。
左手はアビリティをお勧めします
キーボードで「WASD」を使用しながら「1~0キー」を使用するPCゲーに慣れていたため、筆者は左手に多用するWSを配置しております。しかし、移動も同時に行うため、手の疲労を若干感じることがありました。
通常は右手のマウス側のボタンで「WS」を使用することをお勧めしたいです。
Razer社とロジクール社の違い
Rezer社も左手デバイスを販売しており、基本的な操作は変わりませんが、上で述べている「G13」とは大きな違いがあります。それは「親指での移動」です。
ロジクール社の親指部分に装着されているのは、「ジョイスティック」。皆さんがコントローラーでアナログスティックを使用していると思いますが、それと全く一緒になります。「軽く倒したら歩く」「大きく倒したら走る」「微妙な角度調整」これらの操作が可能になります。
Rezer社の親指部分にあるのは「疑似ジョイスティック」です。上下左右にボタン入力を割り当てることが可能なだけです。上下左右に「W,A,S,D」を割り当てることでスティックのように移動することを可能にしてます。(もちろんG13のスティックもボタン入力の割り当ては可能です)
しかし、「WASD」の割り当てだけなので「軽く倒したら歩く」「微妙な斜め角度に進む」ということは「疑似ジョイスティック」では不可能です。あくまで「WASD」の操作感になります。
どちらがおすすめか
PCゲームに長く触れている方は、キーボードでの「WASD」の操作感に慣れている人が多いので、Razer社がお勧めです。
コントローラーに長く振れている方はロジクールの「G13r」を購入することをおすすめします。
実際のゲーム内とデバイス設定
UI/HUDとデバイス側のボタン
こちらがゲーム内のUI/HUDになります。こちらをゲーミングデバイスのキーと重ねてみます。
ゲーミングデバイスのボタンと、ゲーム内のHUDを重ねると上記のような感じになります。このように配置次第では、視覚的に設定することが可能です!
ゲーミングデバイス側の設定
G13の設定
G600の設定
デバイスを導入することで良かった点
操作が非常に快適になり、より直感的にFF14を遊べるようになったことです。また、クロスホットバーのデザインが気に入らなかったため、ホットバーで綺麗に配置できて満足です。
更にホットバーを余計に配置せずとも、アイコンが並んで配置されているため、リキャストが確認しやすくなりました。コントローラーと比較すると、手元が忙しくないと思います。
デバイス導入して後悔した点
コントローラーを使用したい場合は、コントローラーに切り替えるだけですので特にありません。筆者は画面にクロスホットバーも一応表示しています。
後悔はしてませんが、導入時に1週間ほど操作が慣れず、レイドで苦戦しました。
あとがき
PCでFF14を遊ぶ上で、ゲーミングデバイスを導入することは絶対にお勧めしたいと思います。手軽な価格ではありませんが、中古もそれなりの値段で流せることを含めると、少なくとも損はしないと思います。是非使用してみてください。
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